6月30日、7月1日に2日間に渡って、東京代々木公園で開催されたアウトドアイベント「earth garden “夏” 2018」に43DEGREES(フォーティースリーディグリース)が出店しました。
北海道発のアウトドアファッションブランドとして、東京の野外フェスに参戦するのはこれが初めて。
今回の出店で、たくさんの発見や出会いがあったので、レポートしてみなさんにお伝えしたいと思います。

そもそも出店するきっかけとなったのは「縁」

「eartn garden “夏” 2018」に出店したそもそものきっかけは、私達が展開するブランド「IMVER(インベル)」をご購入いただいたお客様でした。

そのお客様というのがたまたま「earth garden」の関係者の方で、ありがたいことに43DEGREESにも、興味を持っていただいたことで、今回の出店に至ったのです。今回のイベントは、音楽中心のフェスではなく、雑貨ブランドのブースもあったり、クラフトアクセサリーを作るワークショップがあったりと、お客さんも気軽に参加しやすいイベントだと感じていました。

ユーザーのリアルな声を聞けるチャンス

43DEGREESは、基本的にはECサイトでの販売を中心に展開しています。
それは「流通や在庫のコストをなるべく抑えることで商品自体の質を高めたい」という想いからです。とはいえ、お客様との対面でのコミュニケーションを取ることで生まれる、ユーザーのリアルな感想や意見を感じ取りにくい、という課題を日々感じていました。
そこで、「earth garden”夏”2018」は「ユーザーのリアルな声を聴くには絶好のチャンス」と捉えたことも出店した知友の一つです。
加えて、首都圏のユーザーに、北海道発のアウトドアファッションブランドを直に触っていただく、またとない機会など思ったのです。

イベント当日、たくさんの方に来ていただきました。

「どれくらいの方が来てくれるかな・・・?」と、始まるまでは結構不安だったのですが、蓋を開けてみると、想定していた数よりも倍近くの方が43DEGREESのブースに来てくれました!

中には、他のメディアなどをきっかけに43DEGREESを知っていて、わざわざ実物を見に来ていただいた方もちらほら。
用意していたレインポンチョ 、テント、レインブーツはおかげさまでほぼ完売でした。
本当にありがとうございます!

数少ない東京でのイベント出店。「縁」をきっかけにお客様のリアルな声を聞いて来ました。

購入理由ダントツ1位は、「フェスに向けての準備」

今回はせっかくの機会なので、お客様に「購入の動機」も聞いて見ました。ポンチョやレインブーツを購入された方で、理由として一番多かったのは、「野外フェスに向けての準備」でした。

イベントでは野外での利用は想定し、レインポンチョとレインブーツをセットで販売したのですが、お客様からは「どうせなら同じブランドで統一したい」という声もありました。

これから夏本番を迎え、日本の4大フェスの一つでもある「Fuji Rock Festival(フジロックフェスティバル)」や「Summer Sonic(サマーソニック)」など、野外フェスが続く季節。この時期は、急な天候変化が起きることもあるため、現地での雨対策がフェスを存分に楽しむためには必要不可欠です。

ユーザーはレインポンチョやレインブーツのどの部分をチェックしていた?

とはいえ、決して安くはない当社の商品に興味を持ってもらえるのは他にも理由があるはず。そこで、お客様には商品のどの部分をチェックしているかも聞いてみました。
レインポンチョを初めて触るときに、皆さんがまず初めに気にしていたのは、「生地感」。
薄手のレインポンチョ などの中には、ナイロンやポリエステルの生地に撥水コーディングをしただけの製品もあり、「生地がしっかりしているか」を確認している方がたくさんいました。

同時に「ポンチョって蒸れないんですか?」という質問も多かったです。

さらに、レインポンチョ の袖をまくって固定できることに、驚く方が結構多い印象でした。
確かにレインポンチョを着ると、どうしても両手の活動域が狭くなりがちなので、荷物を持つ時など不便だったりすることがありますよね。

43DEGREESのレインポンチョは、耐水圧10,000mm、透湿性8,000g/mと高機能で優れた浸透防水素材を使用。
さらに内側からは縫目全てに止水テープを貼り、雨の侵入はもちろん、汗も外へ逃します。
内側のループで腕をまくって固定すれば、バッグを腕にかけたり、ちょっとしたベンチレーションにもなります。

レインブーツに関しては、「どれだけ小さく畳めるか」をチェックされている人が多かった印象です。
持ち運びには大きかったり、何かとかさばるレインブーツ。
フェスに行く時も「なるべくコンパクトに荷物をまとめたい」という声もたくさんありました。

結構面白かったのは、レインブーツを求める男性が意外と多かったことです。
聞くところによると、男性向けの持ち運びに便利な「パッカブルレインブーツ」はあまり無いのだとか。

このように、たくさん勉強になる声に触れることができたのですが、やはり皆さん「生地」や「機能性」など、デザイン以外の「質」もしっかり見極めて選んでいるんだな、と改めて実感しました。
「かわいい!」といった直感だけでなく、しっかり見極めて、値段の確認は最後なんですよね。

折じわが付きにくく、小さく丸めても安心。専用の収納袋へ入れれば、持ち運びも簡単。

新たな商品開発にヒントも

ブースに来てくださった方のご意見の中には、直接、次の商品開発に繋がる意見もありました。

お子さんと一緒に来られたお母さんが、「ポンチョを着たまま、子供を抱っこしたい」と。
お子さんを抱えやすいように、簡単に前側をフルオープンできるレインポンチョ があれば、そういうお母さんの声にも応えられるかなあ、と。
次の商品開発にも繋がる、良い切り口になりそうです。

これからも色んなフェス、イベントに参加したい

今回、ご縁があって参加した「earth garden”夏”2018」でしたが、他にも色んなフェスやイベントに参加したいと思いました!
一般的な音楽フェスよりも、今回のような一つのテーマに沿ったフェスが、43DEGREESに相性がぴったりな気もします。
チャンスがあれば、色んなフェス&イベントに参戦していきたいと思っています!